弾き崩れ

こんばんは!
この2~3日、お天気は良くないものの暖かいですね。
さて、昨年の発表会2週間ほど前にも、同じタイトルのメールを書きましたが、
やはり、今年もこの数日、何人かの生徒さんに、今まで弾けていたところが弾けない!
という現象が起きています。
これを「弾き崩れ」と言います。
この状態を抜けると、さらに完成度の高い演奏が出来るようになるのですが、
子どもにとっては、とっても辛い時期になります。
本番直前という焦りもあるし、今までちゃんと弾けていたところが弾けず、
前より下手になったような感覚がするわけですから。
この状態を抜けるには、弾き崩れを起こしたところを、もう一度ゆっくり練習するしかありません。
そして、弾き崩れを起こしているのは、今までよりさらに上手に弾ける過程であるということを
本人が理解して練習する事が大事です。
そこには、保護者の方のサポートがとても重要になります。
今まで弾けていたところがうまく弾けず、一番苦しんでいるのは本人です。
いま、弾けなくなったのは、もっと上手に弾けるようになるサインなんだよ!
ここを抜けるともっといい感じに弾けるようになるんだよ!っと導いてあげて下さいね。
保護者の方も、そう言われても、なんで?なんで弾けないの!!(怒り)になりがちですが、
薬でも好転反応ってありますよね。
一瞬、病状が後退したように感じる・・でも実は。
弾き崩れもそれと同じと解釈してください!!
 

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