心地よい響き

最近、古典にハマってます。
中高生の頃、現国(現代国語)は大好きでしたが、古文の授業は苦手で・・・。
そんな私がなぜ???
レッスンをしている時もそうですが、
特に、自分でお話しをしながら進めなくてはいけない弾く仕事の時に、
滑舌がよくないと感じる事が、最近しばしばあって、
滑舌のトレーニングとして、音読用の読み物を探していたんです。
ネットで「朗読」を検索して・・・。
別に『古典』で検索したわけではないのですが、たまたま平家物語の朗読を聴いて、
その響きにハマってしまったんです!
そこから興味を持って、同じ場面を読んでいる朗読を探して聴いてみると、
区切るところも、漢字の読み方も様々。
同じ曲でも、弾き手が違うと、違う曲?と思えるほど、弾き方に違いがあるのと同じなんですね!
解釈が違えば、区切るところも変わるし、抑揚(うたい方)も変わりますよね。
古典の読み物に関して、何が一般的とか、良し悪しの判断も分かりませんが、
自分にとって心地よい響きという感覚が大事なんだと思います。
生徒さんから時々、どのCD(誰が演奏しているCD)を聴いたらいいか?と聞かれることがあります。
もちろん、名盤と言われているものはありますが、そういった概念に囚われることなく、
いろいろ聴いてみて、自分が心地良いと感じる感性を大事にしてみて欲しいなと思います。
 

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