お母さんのナイス・アイデア

今日のレッスンで、ある生徒さんのお母さんが、
家での練習でうまくいかなかったところの楽譜に付箋をつけ、
なにがうまくいかなかったが書いてありました。
ヴァイオリンはフレットがない楽器です。
どこを押さえればいいか、音程を耳で聴き分けます。
まだ耳が出来ていない習い始めの段階では、指の形から入り、正しい音程を覚えていきます。
初歩の段階で、押さえる場所にシールを貼ったりしますが、
ピアノの鍵盤を見るように、弾いているときに目で確認するのは無理で
あくまで目安にしかなりません
ヴァイオリンが難しい楽器といわれる理由のひとつがここにあります。
そして年齢が低ければ低いほど、保護者の方の協力なしには成立しない習い事なのです
このお母さんはとても熱心な方ですが、2歳の弟さんを連れてのレッスンで、
レッスンで私が言っていることにだけ集中している余裕は、ありません。
当然ですよね。
レッスンを受けている子どもの年齢もまだ5歳。
私が言ったことが、その場ではわかって出来ても、次の瞬間はもう・・・
それが当然の年齢なんです。
お母さんにしてみれば、レッスンをしかっり聞いていたい。
家での練習状態も伝えたい。
でも下の子が・・・・。。。
それを埋めたのが、付箋メモです!お母さんのナイス・アイデアですね
星五つですよ☆☆☆☆☆
レッスンにお父さんが付き添ってみえる方がいらっしゃいます
「僕が家で教えられるわけじゃなく、家での練習は妻が見ているので・・・」と言われ、
レッスンで私が言った事を、メモされているお父さん。
レッスンを必ず録音し、楽譜も2部用意して、お母さんも楽譜を見ながら
どこを注意されたかを楽譜に書き込んでいる方。
そんなお母さんやお父さんの姿勢に私もいつも刺激をもらっています
素敵なお父さん・お母さんに乾杯(完敗)!!!
 

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