肩当て

レッスンの時、保護者の方から、「先生、肩当ては何歳くらいまで必要なんですか?」
という質問を受けました。
「肩当ては、子どもサイズにだけ必要な付属品ではなく、大人でも使います
日本ではプロプレーヤーの8割~9割は肩当てを使っています
もちろん、体型などにより、肩当てがないほうが弾きやすい人もいますが。
また、肩当てが無いほうが楽器の音がよく響くという意見もあります。
でも実際はどうでしょうか???
確かに肩当てに使われているゴムの部分が音の振動を止めてしまう事はあると思いますが、
それがそれほど大きな影響を及ぼす心配はないと思います
矛盾するようですが、肩当ての種類によって、音が変わることも確かです。
「音」的に、肩当てがあったほうが良い・悪いの判断で肩当てを使うか使わないかの選択ではなく、
体型などに一番あうとい条件で使うか使わないかの選択をしてほしいと思います
肩当てなしはシンドイけど、使うと厚みがあり過ぎてという人は、ハンカチを使うとか、スポンジを
入れる人もいます」とお答えすると、
「そうなんですか!! すみません、子どもだけが使う付属品だと思ってました」と恐縮されていましたが。
教える側が「当たり前」と思っている事でも、習う側には「疑問」に思う事が多々あります
こんな事聞いていいのかな?なんて思わずに、どんどん質問してほしいと思います
質問して頂くことによって、教える側に新たな「気づき」が生まれます
逆にこちらのほうが「ありがとうございます!!」なんですよ!!
 

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