今週も終了2024.11.①

こんばんは

小春日和の穏やかな一日でしたね。

 

先ほど今週のレッスンを終了しました。

ある大人の生徒さんから、楽器に付いた松脂がとれないけれど

どうすればいいですか?という質問があったので、

今日は楽器の手入れについて少しお話したいと思います。

 

練習が終わった後に、まず弦に付いた松脂をしっかりふき取り、

弦の下(駒と指板の間)に落ちた松脂の粉も

弦楽器用のクロスで優しく拭いて落としましょう。

また、弓の竿に松脂が付くことがあるので、軽く拭いてください。

普段のお手入れはこれだけで大丈夫です。

 

ヴァイオリンはネックの部分を持つので、楽器のボディーに手の皮脂が

付くことはあまりないのですが、

気になった時は、優しく拭きとってあげてください。

また、練習が終わって楽器を片付ける時に必ず松脂をふき取っていても

駒と指板の間あたりの松脂がとり切れないこともあります。

気になるときは、弦楽器専用のクリーナーがあるので

そちらを使いましょう。

いくつかの種類が市販されていますが、

私はアンジェラス・クリーナー&ポリッシュを使っています。

少量をクロスに取り、薄く伸ばして

汚れの気になる部分につけて拭いたあと、

必ずクロスのクリーナーのついていない部分で

乾拭きをしてください。

 

ヴァイオリンは表板と裏板が楽器の中に立っている魂柱を介して

振動するので、汚れが落ちると、いい音がします。

ただし、クリーナーの使い過ぎは、楽器に塗られているニスが

薄くなってしまう可能性があるのでやり過ぎないように気をつけましょう。

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